その3 見開きに一コマは全身を描く

 上半身だけだとか顔のアップだけでは、どうも見ていて息が詰まるし、動きがなくてつまらないと思います。
 全身、せめて腿から上くらいまで入るコマを見開きに一つは配置しましょう。
 これは小説も一緒です(いつも小説を引き合いに出す)。手や顔の所作だけでなく、立っているのか座っているのかうろうろ歩いているのか、そういう全体的なことがわかる描写は大切です。
 キャラクターの性格も出しやすいのでお得です。
 上半身は大真面目なのに、足先で必死に脛を掻いていたりしたら面白いですよね。

 漫画コーナーを見てわかるとおり、筆者はあまり守れていないわけだが。  

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