文末の語調は統一する

「だ・である」調と「ですます調」を混ぜないという、あれです。

「だった」「であった」も、厳密にはダメらしいです。

・例

×

 春のうららかな午後、ルドルフは道を散歩していた。鼻歌交じりでとても機嫌がよさそうです

 すると、道の向こうから大きなトラねこが歩いてきました。すれ違いざま、ルドルフとトラねこの肩がぶつかった

「あ、ごめん」

「ごめんじゃねーッ」

 謝るルドルフのほっぺたに、トラねこの豪腕が飛び込んできたのだ。ルドルフは吹っ飛び、道の脇に流れるドブ川に落ちてしまいました

 


 春のうららかな午後、ルドルフは道を散歩していました。鼻歌交じりでとても機嫌がよさそうです
 すると、道の向こうから大きなトラねこが歩いてきました。すれ違いざま、ルドルフとトラねこの肩がぶつかりました

「あ、ごめん」

「ごめんじゃねーッ」

 謝るルドルフのほっぺたに、トラねこの豪腕が飛び込んできました。ルドルフは吹っ飛び、道の脇に流れるドブ川に落ちてしまいました

 

 混ざると読んでいてストレスになるので、やめましょう。

 個人的見解としては、一人称で普段の口調が「ですます調」の人が、感情的になったら「だ・である」調になったりするのは、アリじゃないかと考えています。
 文章は自己表現ですから、自分で考えて臨機応変に変えてみるのはやって損とは思いません。

 でも基本的には守りましょう。

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