その9 検索サイトに登録しよう

 

トラ「どうだ、ルド。人は来ているか」

 

ルド「うん。あのね、一人ブックマークしてくれている人がいてね、アクセス数五十回のうち、四十回も来てくれているの」

 

トラ「それ、たぶん俺だわ」

 

ルド「…………」

 

トラ「で、でもよ、ホラ、十人は他人が来てくれたんだろ?」

 

ルド「うち七人は僕だけどね」

 

トラ「……で、でもよ、ホラ、三人は他人が来てくれたんだろ?」

ルド「…………うん」

 

トラ「だいいち、俺のところからしかリンク張ってないんだから、そうそう人が来るわけねえんだよ。バシバシ相互リンク頼んでいかないと」

 

ルド「相互リンク!? そ、そんな破廉恥なっ」

 

トラ「え? 相互リンクって破廉恥行為なの?」

 

ルド「恥ずかしくて僕には出来ないよ……」

 

トラ「わーったわーった。お前にはハードルが高すぎたな。とりあえず、小説とかイラストとかのサーチエンジンに登録しておけ。それだけで違うはずだ」

 

ルド「わかったよ!」

ルドルフはサーチエンジンに登録することにした。

 

その8 ウェブ上にスペースを借りよう へ

 10 明日へ へ

扉へ

ホームへ戻るホームへ