台詞は改行する

・例

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「ル、ルド、足の骨が折れて動けない……助けてくれ!」ルドルフは、落とし穴の中でもがくトラに向かって土を投げつけ始めました。「やいトラ、よくも今まで僕に好き勝手してくれたな。今度は僕が君に好き勝手する番だ!」ドサッ。「やめろ、ルド、悪かった! 助けてくれ……ウグッ」「えいっ」ドサッ。「く……苦しい……」「えいっ」ドサッ。「…………」ついにトラは何もしゃべらなくなりました。



「ル、ルド、足の骨が折れて動けない……助けてくれ!」
 ルドルフは、落とし穴の中でもがくトラに向かって土を投げつけ始めました。
「やいトラ、よくも今まで僕に好き勝手してくれたな。今度は僕が君に好き勝手する番だ!」 ドサッ。「やめろ、ルド、悪かった! 助けてくれ……ウグッ」
「えいっ」
 ドサッ。
「く……苦しい……」

「えいっ」

 ドサッ。「…………」

 ついにトラは何もしゃべらなくなりました。

 

 改行しないと読みにくいですね。
 これは全部改行しないといけないというわけではなくて、場合によっては改行しなくてもよいと思います。文章に動きが付けたいときとか、矢継ぎ早なやりとりを表現したいときとか、台詞を地の文に続けるのは効果的だと思います。

 基本的には改行しようねということです。

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